ドライスポットの判定方法

サンドグリーンに発生し、難防除になっているドライスポット。

ここではドライスポットの判定方法を紹介します。

◆ドライスポットの簡単な見分け方

1)目視での判定を行う。

2)撥水性のチェックを行う。

  1. 検土杖もしくはソイルサンプラーにて0〜10cmまたは、0〜15cmまでの土壌を採取する。
  2. 採取した土壌断面を壊さないように水平に置く。
  3. スポイトまたは洗浄瓶を用いて水滴を土壌に滴下する。
  4. 滴下した水滴が表面張力により土壌表面に浮く場合にはドライスポットと判断する。(浸透した場合にはドライスポットではない)


◆撥水性の検定方法

MED法:ジョージア州立大学のK.J.Karnokによる方法を紹介します。

 @検土杖をもちいて各調査点から5ヶ所の土壌を採取する。

 A採取する土壌は深さ2〜7cmの部分とし、ビニール袋に入れ持ち帰る。

  (5ヶ所で1試料とする)

 B持ち帰った土壌をシャーレまたは紙に広げて十分に乾燥させる。

 C2mmのフルイにて礫や植物根を取り除く。

 Dシャーレまたはやや厚めの皿に深さ1cm厚になるように試料を充填する。

 E表1.のようにエタノール希釈液を作成する。(エタノールは0.4モル濃度で9段階とする)

 Fエタノール希釈液を低濃度から順に滴下する。(0.04ml/1滴)

 G滴下した希釈液が5秒以内に土壌に浸透したときのエタノール濃度をMED値とする。

  撥水性の評価は1〜9とし、9が最も高い撥水性を持つ。

 H3回以上測定し、同じであればその濃度を採用する。


表1. MEDの評価とエタノール溶液濃度

評 価
モル濃度(MED値)
調整法(エタノールml/水200ml)
1
0
0
2
0.4
5
3
0.8
10
4
1.2
15
5
1.6
20
6
2.0
25
7
2.4
30
8
2.8
35
9
3.2
40