インターシード前の作業としては、穴あけ(コアリング等)が有効ですが、穴の部分以外の効果が見えにくい、営業中のコースでは、グリーン面の乱れなどプレーへの影響がみられるといった検討すべき課題がありました。
そこで、従来のコアリングにおいて、穴の部分に発芽した個体が多くみられることに着目し、小さな穴を数多くあけることにより、グリーン面を乱すことなく穴あけの効果を高める(剣山型のタイン)の使用を試みました。
今回からニュースレターは、弊社の新商品「スパイクタイン」を使用したインターシードの新しい手法について、紹介させていただきます。第1回目は、その手順について説明いたします。

左:スパイクタイン、右:スパイキング跡(グリーン面拡大)(直径=4mm 設定深度=10mm 千葉県内Aゴルフ場)
スパイクタインを用いた、新しい「L-93」インターシードの手順
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スパイクタインによる穴あけ(コアマスター使用 直径4mm 設定深度10mm)
A
播種(プライズローンなどのドロップ式シーダーで、増量剤に活性炭などの無機資材、場合によっては粒状ピートモスなどを用い、均一に播種する)
B
目砂散布(散布量の設定 約0.85mm(約850ml/u))
C
擦り込み(ブラッシングマシーンで、種子と目砂を擦り込む)
D
潅水(穴あけ後は乾燥しやすいので、土壌水分に注意し、適宜潅水する)
このほど、千葉県内のゴルフ場で、スパイクタイン仕様L-93インターシードを行ないました。インターシード後のグリーン面は、スパイキングの跡が目立たず、目砂が良く入り、プレーへの影響の少ない、硬くて良好な仕上がりとなりました。経過については、次のニュースレター記事にとりあげる予定です。ご期待ください。
編集 東洋グリーン(株)松井
勝田技術センター 研究開発部 今田
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04/8/25