NEWSLETTER ON TURF SEED No.2

今回は,今シーズン 新たに輸入する種子の特徴を説明します。 

1 ペレニアルライグラスの殺菌剤処理

過去にメタラキシル処理したペレニアルライグラスを輸入したことは ありますが,今年輸入するペレニアルライグラスにはすべてメタラキシル処理して輸入することになります。  

この点をご理解いただく必要があります。メタラキシルそのものは立 ち枯れ病などピシウムには効果がありますので,殺菌剤の処理を1回減らすことができます。

2 ケンタッキーブルーグラス‘ブルーチップ’

現時点では,価格競争の厳 しい北海道向けに導入する品種です。種子の生産性は,生産が打ち切られたジョージタウンより高くなっています。ブルーチップの単位面積当りの収穫量はプ リークネスの2倍,ミッドナイトの1.5培です(1998-2000年の平均)。品質面では,勝田技術センターでの試験結果によれば,発芽初期の生育が 速く,他の品種よりも優れており,さび病抵抗性にも優れることから,比較的冷涼な地域に適する品種という評価です。葉の色合いは,ジョージタウンと同等と のことです。

3 種子性ノシバ‘ゼニス’

NTEP(97/98)の結果によるこ の品種の特徴としては,以下の通りです。特に,ターフへの仕上りと言う点では,勝田技術センターでも観察されています。

1) 総合品質;標準品種である Meyerより高く,EmeraldやEl Toroと同程度。

2) 色;MeyerやEl Toroと同等でEmeraldよりも良い結果が出ている。

3) 旱魃抵抗性;Meyer, El Toro, Emeraldのどれよりも高い。

4) 耐寒性;Meyer, El Toro, Emeraldのどれよりも高い。

5) ターフの仕上りの早さ;El Toro, Emeraldのどちらよりも早い。

6) バミューダより少ない刈り込みで すむ。

この品種は正式に輸入、販売することにはなっていませんが,導入検討中の品種です。今年ゴルフ場のFWやラフ用としていろいろな場所でテストを行いたい品種です。
ご興味をお持ちの先で,100u程度のテストができる場所があれば,お知らせください。試験の設計について担当今田よりご連絡させていただきます。

(その他の話題)

Dr.ハーレーが東洋グリーンのコンサ ルタントに就任しました。セミナー前後にDr.ハーレーとの交渉を進め,合意に至ったものです。セミナーでは,ラトガース大学講師という説明だったのです がABTの倒産を受けて独立し,現在はラトガース大学講師の他、何社かの会社との間でコンサルタント契約を結んで,業界人としての地位を保っています。当 社コンサルタントとしての初仕事は,1月19日名古屋CC和合コースでのコンサルティングでした。
次回の
NEWSLETTERでは彼 に寄稿してもらう予定です。

栃木県那須チサンCC様で L-93の採用を決定頂きました。愛知県平尾CC様には追い播機用として,同じくL-93を採用頂いております。

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05/05/06
東洋グリーン(株) PM種子チーム NEWSLETTER編集グループ