「晩秋期施肥」のタイミングを、お見逃しなく。

2016.12.14

東京・千葉・埼玉では去る11月24日に、観測史上初となる、『11月の積雪』。 柏の葉身分析センターの隣の公園でも、小さな菊の花に、雪が重たそうに積もっていました。

現場からのデータを見ても、24日の雪の後はベントグリーンの刈草量が減ったところが多いようです。 まさに「冷や水を浴びせかけられてビックリ」で、葉の生長速度がストンと落ちた感じです。 葉身分析目標値も12月8日付けで『晩秋』に変わりました。 晩秋期施肥による、今シーズン最後のフルクタンの貯めこみを目指す時期です。

一般には晩秋期施肥は日平均気温が10℃を切ってから3~5日後、「葉が伸びなくなったが、光合成は続いている」、と言う時期に行ないます。 例年ですと、フルクタンが上げ止まり、完全にベントの体内が『冬』の状態に移行するのは、12月の終わりごろ。 今から約半月、そのチャンスがあることになります。 弊社ホームページの「ベントグリーンを夏越しさせる9つのステップ」の『STEP8 晩秋』もご参考頂き、着実な晩秋期施肥の実施を、お願いします。