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NEWSLETTER
ON TURF SEED
「L-93」は、ボールスピードをコントロールしやすい
August
2004 No.31
今回のニュースレターは、兵庫県の「L-93」採用コースを紹介させていた
だきます。
これまでのニュースレターでは、ベントグラス新品種の更新作業の中で、目砂の重要性について何回かとりあげてきました。 兵庫県のAゴルフ場のグリーンは、平成14年に改造造成され、比較的雨量が少ない地域のため、旱魃に強いという特徴をもつ「L-93」を採用しました。本 コースは、コアリング・バーチカルといった基本的な更新作業に加えて、頻繁に薄目砂を散布し、グリーン表層のサッチ量をコントロールしながら、硬く均一な 「L-93」のグリーンを仕上げることに成功しているようです。 本コースのグリーンの管理では、早くから砂(目砂)の重要性に注目し、更
新作業を行なってきました。年間を通じて、1〜2週に1回の頻度で、薄目砂散布を行なっています。地温の高い夏も、グリーンの焼けを防ぐ意味で、天候を考
慮しながら、暑いときで0.1〜0.2mm(0.1〜0.2g/u)、曇天などで0.2〜0.3mm(0.2〜0.3g/u)などの調整をしながら、散水
で芝目に落とし込める量の薄目砂を継続しています。これによって、硬く均一なグリーン面を仕上げることに成功しました。
グリーンは、頻繁な薄目砂散布によりサッチ量がコントロールされ、サッチの少ないグリーンが維持されているようです。このようなサッチの少ないグリーンで は、ドライスポットを誘発しないために、過剰なコアリング作業は、控えたほうが良いようです。 硬いグリーン面が仕上がってくると、ボールスピードのコントロールは、容易になります。グリーンの刈高は、3.5mmを標準にしていますが、季節や競技に より、刈高を低くすることによって、速いグリーンへと仕上げていくことができます。 季節や競技によって変更される刈高(3.2〜3.9mm)の調整に対して、適応力が高いといったことも「L-93」の特徴です。 アップライトに仕上がり、薄目砂が散布されたグリーン面(2004年8月) 月刊ゴルフマネジメント 7月号 P84 2004年 掲載コース 「L-93」のグリーン・兵庫県Aゴルフ場 (8/29)
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