疑似葉腐病(象の足跡)

草種

暖地型芝草

病原菌

Ceratobasidium gramineumRhizoctonia cerealis AG-DⅡ)

症状

初夏および秋に発生し、10~30cmの灰白色~褐色パッチやリング状となる。コウライシバよりもノシバでの被害が大きい。バンカー周りやラフなどの草丈の高い場所に発生しやすく、その症状から「象の足跡」と俗称される。乾燥しやすい場所や肥料不足は発病を助長する。侵害は地上部に限られるため、裸地化に至ることは少ない。罹病芝の葉身には病斑が形成され、リゾクトニア属菌の菌糸が認められる。葉腐病(ラージパッチ)の予防で同時防除が可能である。

  • 葉身に形成された病斑

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