第22回東洋グリーン芝草セミナー開催です!

講演の模様

継続は力なり!!全国から100名以上参加者が、今年のテーマは、、、

1991年より始まった芝草セミナーも今年で22回目を迎えました

記念すべき1回目の看板です

1991年と言えば、『若貴ブーム』『ジュリアナ東京』『携帯電話のムーバ』そして『SMAPのCDデビュー』など、まだ日本がバブル経済のまっただ中。そんな時、東洋グリーン芝草セミナーが始まり、重ねて今回で22回を迎えました。ほぼ毎年開催してきたのは、年々変わる環境に対応し、その時々のホットな話題を絡めながら海外、国内の講師を招き、情報をお伝えすることを大切と考えたからです。さて、今年のテーマは!?

芝生管理のために必要な「施肥」のスペシャリスト

施肥の基本となる土壌・植物での窒素サイクルの概要をお話いただくのは、エリザベス・ガータル博士(アラバマ州 オーバーン大学 教授)。世界15か国に渡り肥料学、土壌学などの講演を行っておられる先生です。
窒素についての基礎から、日頃よく弊社に寄せられている施肥に関する疑問質問をトピックにしたミニ講義を行われました。                                 
ミニ講義に関しては、トピックごとに会場からの質問も飛び出し、晩秋期の施肥、土壌調査の読み方など基礎的な分野も踏まえた講義になりました。

土壌微生物の利用について国内研究の最前線にいる二人の研究者

土壌微生物についてはこの分野の最前線でご活躍中のお二人の講師をお招きしまし
た。
 長年にわたり土壌の有機物、微生物、植物間の相互関係に関する研究と、微生物資
材の開発に携わってこられた、土壌微生物の第一人者 野口 勝憲博士(片倉コープ
アグリ株式会社 技術顧問)からは、土壌微生物の種類や特徴について、微生物の知
られざる世界・能力、農業分野への利用などを交えて幅広い講演を行っていただきま
した。
 お二人目の増村 弘明氏(片倉コープアグリ株式会社 つくば分析センター長)から
は、芝草管理における微生物の利用に関して、自身が行った研究『サッチ分解微生物
資材がスポーツフィールドの芝生地に与える影響』に基づいたサッチ分解微生物の探
索過程や微生物資材の開発・効果の紹介とともに、微生物が秘めた、さらなる可能性に
ついて講演を行っていただきました。

  • 増村先生

  • 野口先生

無料(タダ)じゃないから

お金をいただいているから講演内容、講師選定も本気なんです。参加者から受講料をいただく、情報を入手していただくことに力を入れてるんです。
内容によっては、大幅に参加者が激減する可能性があります、でもそれ以上の情報を提供している自負があるので受講料を頂いています。その分、参加者の評価もシビアになります。プレッシャーを感じながらも毎年開催出来るよう、情報提供していきます。

毎回白熱する総合討論の様子です

東洋グリーン社員が潤滑油になります

交流会の模様

いろいろな地域のグリーンキーパー、ゴルフ場関係者と知り合いになれます。
それが目的で参加されている方もいます(笑)
芝草の知識を得る、人脈を作る、情報交換する、そして成長を続ける。 
芝生業界の発展のために、より多くの地域から、より多くの方々にご参加を頂けるよう努力していきますので、来年もお待ちしております。