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芝草技術情報   
グリーン表層土壌有機物含量分析について



TG土壌分析項目に新たにグリーン土壌中の有機物含量の測定が加わりました。

価格および試料採取方法などについてはメールまたは直接弊社までお問い合わせください。

(事業所案内のページへ →)





関連記事(次回UP予定)

グリーン表層土壌中の有 機物について(1)

グリーン表層土壌中の有機物について(2)

有機物含量分析サンプル採取方法

サンプル測定方法およびデータ活用例














■  グリーン表層土壌有機物含量分析について ■
 
 
現在、グリーン表層土壌の有機物量が注目されています。今年3月に行わ れたTG芝草セミナーのハートウィガー氏の講演でもありましたようにグリーン表層土壌中の有機物含量が増加すると病害、グリーン表面の軟弱下など様々な問題が発生してきます。
先日英国で開催された国際芝草学会でも、土壌中の有機物含量を測定した研究が数多く発表されていました。このことからも、多くの研究者たちが土壌有機物に着目していることがわかります。

東洋グリーンでもここ数年土壌有機物について研究を進めており、2005年の日本芝草学会 春季大会でもグリーンの土壌有機物について報告し、有機物分析受け入れ業務を本格的に開始いたしました。


■  グリーン土壌中の有機物測定について ■

グリーンにおける土壌中の『有機物』には、芝草の生きた組織、枯死した組織、中間生成物、腐植物質などがあります。また、造成 時に床土に混合されたピート モスなどの有機系土壌改良材なども有機物に含まれます。
有機物は通常土壌中の微生物によって分解され無機化し、炭酸ガス、水、アンモニアなどになります。しかし、サンドグリーンでは一般に微生物による有機物分 解量よりも、植物遺体からの有機物供給量のほうが勝るため、床土上層には年々有機物が蓄積されることになります。

 

有機物層の形成速度(厚さ)や有機物の含有率(濃度)は、造成後の経過年数、目砂や更新作業などの管理作業、使用するベントグラスの品種、土壌微 生物相などに左右されると考えられます。
サンドグリーンの維持管理においては、造成後新たに形成されてくる層に対して、いかに適度にサンディな表層土壌を保っていくかが重要です。

土壌中の有機物量の測定には
@ 強熱減量法(灰化法)
A
ウォークレイ・ブラック法、チューリン法
B ガスクロマトグラフ法

などがあります。弊社では簡便な操作で有機物含量を求めることができる強熱減量法(以下灰化法)にて測定しています。灰化法 はポピュラーな方法として海外の 芝草研究分野において広く利用されている方法で、この灰化法で得られる有機物量は、芝草の生きた組織から腐植物質まですべての過程のものが含まれます。


土壌の有機物含量と三相分布には高い相関があり、有機物含量が高い土壌は水を含みやすい(過湿になりやすい)傾向があることが示されています。 土壌三相分布は透水性や通気性に大きく影響することが広く知られており、したがって下記のような項目で定期的なチェックを行い、有機物含量をコントロール することがサンドグリーンの物理的特性を維持する うえでの重要な鍵といえます。
 


グリーン表層土壌の監視項目(例)

@    管理実績の記録(コアリングの面積(サイズと間隔)、回数、目砂量など)
A    土壌断面の記録(写真撮影)

B    透水性の定期チェック
C    有機物の定期チェック
           Etc.




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