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☆例年より早い萌芽の報告も・・・ベントグラス葉身分析値の目標値を『春』に切り替えます。

2021.04.23

 今冬は前半こそ寒い日が多く昨年よりも寒い冬となりましたが、1月下旬ころより全国的にかなり高い気温となり、3月の気温は暖冬だった昨年をさらに上回った地域が多くなりました。桜前線も東北を通過し、例年より早いフェアウェイの萌芽が報告されています。ベントグラス葉身分析の目標値を『春』に切り替えます。
 
 結果的に暖冬でスタートした2021年ですが、葉身分析のデータからもベントグラスの生育の速さ、昨年との管理の違いが見られています。根活性の指標であるリンの数値は、年初の時期(昨年末から)は暖冬だった2020年の数値を下回りましたが、気温が上がり始めた1月下旬以降からは前年同様0.4%を上回り、4月に入ってからは花冷えで一時気温が下がった前年よりも高く推移しています。
例年よりも早い根の動き出し・活性の高さがデータからもうかがえます。 

 昨年の同時期と比べフルクタンの減少(消費)が早くなっていて、消費(利用)は、窒素の施用・吸収が引き金となって進むことが知られています。昨年は、緊急事態宣言が初めて発令され、コース管理も営業自粛等の影響で窒素施肥を控えたところが多かったと聞いています。昨年とのデータ比較から、早い根の動きに応じて施肥もきっちり実施していることがうかがえます(=春の窒素の一山)。

 春のこの時期は、地上部の芽数(新芽)の増加とともに、地下部の根量(新根)増加を促すことが重要です。窒素施肥の刺激でフルクタンを消費させて新芽:新根を形成させたら、P・K・Ca・Mg等のミネラル施肥により、芽数・根量が多く、ストレスに強いベントグラスに育成していくとがポイントとなります。

この時期のおすすめ:
ニュートリDG ハイP・ベース・カルテック・Kプラス・TKOフォスファイト、ルートアクト、リキッドカルシウム