第22回東洋グリーン芝草セミナーのご案内

2016.11.16

前回の芝草セミナーの写真

募集は締め切らせていただきました

おかげさまで、定員以上のご応募をいただき、募集を締め切らせていただきました。
ご応募いただいたお客様にはセミナーへのお越しをお待ち申し上げております。

開催に寄せて

 「第22回東洋グリーン芝草セミナー」開催のお知らせです。
弊社では、芝草管理に関する最新情報の提供と管理技術の向上を目的として、1991年より「東洋グリーン芝草セミナー」を開催して参りました。
 今回は2017年1月18日、19日の両日、オーバーン大学よりエリザベス・ガータル博士、片倉コープアグリ株式会社より野口博士・増村氏をお迎えし、肥培管理や微生物に関する最新の話題をご提供いただきます。
 まず、施肥の基本となる土壌・植物での窒素サイクルの概要について、米国での研究の第一人者であるガータル博士から講義を受けていただいた後、それを踏まえた芝草の施肥管理について、液肥・粒肥の使い分けや晩秋期施肥などの具体的なトピックについて、掘り下げていきます。
 また、窒素サイクルで重要な役割を果たす土壌微生物についての概要と農業分野での利用状況について、わが国で長年にわたり研究に当たってこられた野口博士の講義の後、芝草分野での応用について、その実際と今後の応用可能性について論じていただきます。
 さらにこれらの論議を元に、芝草土壌の経年変化(エイジング)とその施肥への影響などについて、議論を深めていただければと考えております。
 各コースのサブキーパークラスの方の基礎教育から、トップクラスの芝草管理者が抱えておられる疑問の解消にまで、広く役立つ内容になることと期待しております。
 ここにご案内申し上げ、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

開催要項

開催期日:2017年 1月18日(水)・19日(木)
開催場所:芝草セミナー:日本橋公会堂(東京都中央区 日本橋区民センター4F)
     交流会:『北海道 人形町店』(東京都中央区)
開催スケジュール:一日目(1/18)12:00~17:10 〈交流会〉19:00~21:30
        二日目(1/19)9:15~16:00
定員:100名 (定員に達し次第、締め切らせていただきます)

※詳しいスケジュールは当日受付にてお渡しします。
※1日目は昼食の用意はございません。1日目の昼食は、開会前に済ませてからお集まり下さい。
※駐車場の用意はございませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい

会費について

受講料金 20,000円

※複数名での参加お申し込みの場合、2名様以降の会費は10,000円とさせて頂きます。
※宿泊費、食事代、交通費は各自負担となります。
※テキスト代、交流会参加費、2日目の昼食代は受講料金に含まれます。

講師紹介 ~エリザベス・ガータル博士  Dr. Elizabeth Guertal~

アラバマ州 オーバーン大学 教授

 オハイオ州立大学、オクラホマ州立大学を経て、1993年よりオーバーン大学で教鞭をとる。スポーツターフ学、植物栄養学、芝草学等を講義し、研究分野は芝草および作物の肥培管理。15カ国にわたり肥料学、土壌学についての講義をおこなう。ゴルフコースマネジメント誌に各種芝草関連研究を紹介する人気コラムを連載。
 2015年芝草およびオーナメンタルコミュニケーター協会メリット賞受賞、2013年スポーツターフ管理者協会2013年ウイリアム・H・ダニエル賞受賞。 2014年より天然資源ジャーナルレビュアー、2013年米国土壌学会フェロー、2011年作物学会フェロー、2009年米国農学会フェロー。
 北米農学関連大学教員連盟、USGA、GCSAA米国ゴルフコーススーパーインテンデント協会、米国土壌学会、米国作物学会、米国農学会、米国造園学会、全米馬術協会、欧州芝草学会、国際芝草学会に所属。GCSAAでの博士の窒素サイクル、リン挙動、土壌微生物についての各講義は基礎から応用までを網羅し人気を博している。

ガータル博士 講演のテーマ 

◎芝草の窒素サイクル
◎夏場を越える施肥プログラムのチューンナップ
◎グリーンの経年変化と施肥
◎土壌化学性の解釈
など

講師紹介 ~野口 勝憲 博士~

片倉コープアグリ株式会社 技術顧問

 昭和49年鹿児島大学農学部卒業後、片倉チッカリン㈱(現、片倉コープアグリ㈱)に入社。京都大学農学部、理学部で研修員として肥料、土壌、微生物分野の研究に従事。平成13年片倉チッカリン㈱筑波総合研究所長に就任。有機質肥料の効果解明と有機物、土壌微生物、植物生育との相互関係の研究・開発、及び有効微生物を利用した微生物資材開発に携わる。平成3年 博士(農化)学位取得。平成15年日本土壌肥料学会 第8回技術賞受賞。日本土壌肥料学会組換え作物・微生物ワーキング委員、農水省有機JAS規格検討委員をはじめ数多くの公職を歴任する傍ら神戸大学農学部、名古屋大学農学部、秋田県立大学等の非常勤講師として講義をおこなっている。
 サッチ・有機物分解促進微生物資材「分解くん」の生みの親。

講師紹介 ~増村 弘明 氏~

片倉コープアグリ株式会社 つくば分析センター長 筑波総合研究所 副所長

 1986年広島大学生物生産学部生物生産学科を卒業後、片倉チッカリン㈱(現、片倉コープアグリ㈱)に入社。同年筑波総合研究所に赴任し、作物栽培、微生物関連の研究・開発業務に携わる。1995年より、技術普及部・環境資材部で、ペースト肥料、微生物資材、生ごみリサイクル関連業務関連の開発・普及・販売に従事。入社以来、微生物の探索・有効利用に関する研究及び微生物資材の開発・普及に努めている。「分解くん」の芝草分野への適用・効率利用に尽力し、シリーズ化の礎を築いた。
 2008年の芝草学会で、大阪市(公園協会・長居陸上競技場)と共同で「サッチ分解微生物資材がスポーツフィールドの芝生地に与える影響」を発表。

お申し込み方法

下記より申込書をダウンロードして頂き(現在、募集は締め切らせていただいています)、必要事項をご記入のうえセミナー事務局宛に申込書をFAXしてください。
折り返し、受講料金のお支払方法をFAXでご案内しますので、入金のお手続きをお願い致します。
ご入金の確認をもって申込み完了とさせていただきます。

なお、お申し込みはゴルフ場コース管理従事者の方に限らせていただきます。

お申し込み期日

2016年12月12日(定員になり次第、期日前に締め切らせていただく場合があります)
※募集は締め切らせていただきました。