『春』になりました。 葉身分析目標値を切り替えます。
2017.04.21
東京では、今年は平年より5日早い桜の開花だったのですが、その後3月下旬から4月上旬までは寒い日が多く、おかげで花が持ち、4月15日頃まで、開花から1か月近くもの間、お花見が楽しめました。
同様にベントの方も、3月下旬から4月初旬までは葉身分析値に目立った動きがなく、フルクタンが以前の年よりも高く保たれていたのですが、4月中旬からフルクタンが減少する傾向が明確になりました。同時にリンも上がり始め、ベントが貯蔵養分を消費しながら新たな根や芽の形成に入ったことが確認できましたので、4月21日付けで目標値を『春』に切り替えます。
いよいよ春本番、この時期の管理目標は、葉の過剰生長を避けながら、しっかりと光合成させ、新たな組織を作らせることです。
詳しくは、「ベントグリーンを夏越しさせる9つのステップ」の『STEP 2 春』をご参考ください。