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ようやく残暑の峠も超え秋めいてきました。ベントグラス葉身分析の目標値目標値を『初秋』に。

2020.10.09

8月に入り長かった梅雨(7月は記録的な降水量・低日照)が明けると、一転して記録的な猛暑となりました(浜松市では歴代最高タイ=41.1℃、東京の猛暑日日数も過去最多)。降水量も少なく、統計開始以来最少となった地域が多くあったようです。

9月になっても厳しい残暑となりましたが、下旬になりようやく残暑の峠も超え秋めいてきましたので、ベントグラス葉身分析の目標値を『初秋』に切り替えます。 
 
今夏は、記録的な長雨・低日照の後の厳しい猛暑・少雨で、グリーンの維持管理に苦労したコースが多く見られました。ここにきて徐々に秋の気配が漂い、ベントグラスも回復基調(フルクタン・K値上昇)になっています。

時期的には秋の更新作業のタイミングですが、ポイントは、「フルクタンが低く根が弱いうちは負担の少ないベンティング・スパイキング、根の張りとフルクタンの増大を確認してからより強い作業を実施する」ことです。

明確なフルクタンの上昇が見られ、本格的な『秋』(炭水化物が豊富)になるのを確かめるまでは、ひき続き、夏に近い守りの管理をお願いします。
詳しくは、「ベントグリーンを夏越しさせる9つのステップ」のSTEP6『初秋』をご参照ください。