葉腐病(ブラウンパッチ)

草種
寒地型芝草
病原菌
Rhizoctonia solani(AG2-2ⅢB、AG1-ⅠA、AG1-ⅠB)
症状
ベントグラスの代表的な病害で、夏の高温多湿期に数cm~60cmの褐色パッチとなる。パッチの周縁が灰紫色(スモーキーリング)を示す場合がある。病徴が進行してパッチが融合すると、不定形になり大型化する。サッチの蓄積、排水不良、窒素過多や欠乏などで発生しやすい。罹病芝の葉身や葉鞘にはリゾクトニア属菌の菌糸が認められる。同種のラージパッチよりも菌糸はやや細めである。本病害に有効な殺菌剤は多いため、防除は比較的容易である。
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病徴が進行して融合したブラウンパッチ
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ブラウンパッチ菌の菌糸
インターフェースフロアブル
オーソサイド水和剤80
ガイア顆粒水和剤
グラステン水和剤
グラポストフロアブル
グリーンエイト顆粒水和剤
ダコグリーン顆粒水和剤
ダコニールターフフロアブル
デディケートフロアブル
トライアンフ水和剤
トルファン
日農ロブドー水和剤
パッチコロン水和剤
バリダシン液剤5
ミラージュフロアブル