葉腐病(ラージパッチ)

草種

暖地型芝草

病原菌

Rhizoctonia solani(AG2-2LP)

症状

春および秋に暖地型芝草で発生し、数mの大型パッチとなる。ゴルフ場のフェアウェイやラフでの発生が多い。パッチは褐色であるが、病勢が激しい場合は周縁が濃い赤褐色となる。地際部が侵害されるため、罹病芝は容易に引き抜くことができる。発生は気温や降雨に左右され、最高気温20℃前後で降雨があった場合は注意が必要である。窒素過多や排水不良は発病を助長する。罹病芝の葉鞘にはリゾクトニア属菌の太い菌糸が認められる。

  • フェアウェイに多発したラージパッチ

  • ラージパッチ菌の太い菌糸

TGおすすめ農薬
オブテインフロアブル
ガイア顆粒水和剤
グラステン水和剤
グラステン粒剤
グラポストフロアブル
グリーンエイト顆粒水和剤
クルセイダーフロアブル
セレンターフ顆粒水和剤
デディケートフロアブル
トルファン
パッチコロン水和剤
バリダシン液剤5
ミラージュフロアブル