赤焼病

草種

寒地型芝草

病原菌

Pythium aphanidermatum

症状

盛夏の高温多湿期に発生し、ベントグリーンに大きな被害を及ぼす。25℃以上の熱帯夜が続き、まとまった降雨があった場合は要注意である。風通しが悪く、排水不良のグリーンで発生しやすい。初期は2~3cmの小型パッチであるが、その後急速に病徴が進行して大型不定形となる。水ミチに沿って感染が拡大する他、モアに菌糸が付着して伝搬される。発病後は早急な対応が必要となる。罹病芝の根部や地際部葉鞘にはピシウム属菌の卵胞子が認められる。

  • 赤焼病菌の卵胞子

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