新製品「アミカル顆粒水和剤」のご紹介

みなさんこんにちは。

寒い日が続いていますが、風邪などひかれていませんか?

インフルエンザ等も流行っているようです。うがい・手洗い・マスクの着用などお気を付けください。

  • ウラジロチチコグサ

  • カタバミ

  • ミミナグサ

今回のコラムでは弊社より昨年2018年4月に発売しました、新規除草剤「アミカル顆粒水和剤」をご紹介します。

「アミカル顆粒水和剤」は日本芝の一年生及び多年生広葉雑草に対して、0.03~0.05g/㎡という低薬量で効果を示す新規光合成阻害型の除草剤です。

上記写真のようにウラジロチチコグサやカタバミ、ミミナグサの他多くの広葉雑草を発生後でも枯殺する事が出来ます。

最近の除草剤の傾向

さて、この「アミカル顆粒水和剤」、新規光合成阻害型除草剤と紹介いたしましたが、実をいうと光合成阻害型除草剤というもの自体は大して新規でもありません(笑)。

現在国内において芝生で使われている茎葉処理型除草剤は、SU剤、ホルモン剤といわれる系統、そしてアシュラム剤の大きく分けて3種の系統の除草剤で占められています。(ある統計によるとこれら3系統で全国のゴルフ場で使われている茎葉処理剤の98%のシェア!!)(因みに、雑草発生前に使用する土壌処理型除草剤はもうちょっと多くの系統がありますが。)

光合成阻害剤はこれらのSU剤等が流行る前には主流だったんです。その後、世に出てきたSU剤は茎葉処理効果も高く土壌処理効果を持っているものも多かったので、芝生のみならず水稲等農耕地分野でも主流の除草剤となっていきました。

しかし、近年SU抵抗性雑草といわれるものが増えてきており、これまで問題となっていなかった雑草に困る場面が増えてきているようです。そんな中で、再び光合成阻害剤が注目されつつあります。「アミカル顆粒水和剤」は光合成阻害剤としては、新規の成分で雑草に対して茎葉・土壌処理両方の効果を併せ持ち、前述のようなSU剤で効きづらい雑草に対しても効果が期待できます。

「アミカル顆粒水和剤」の今後

「アミカル顆粒水和剤」は現在日本芝での使用のみとなっていますが、ベントグラスにも安全性が高く、ゴルフ場においてはグリーン周り際まで安心してご使用できます。(ベントグリーン内には使えませんが。。)

また、今後バミューダグラスにおいては使用できるよう農薬登録適用拡大を検討中です。

是非、一度「アミカル顆粒水和剤」をお試し頂きたいと思います。

ご興味ございましたら、弊社までお問い合わせください。