☆やっと、冬らしくなりました。

2019.01.27

前回(12月11日)に葉身分析目標値を「晩秋」に切り替えた後も、例年よりは暖かかった12月。

東京の気温を見ても12月下旬まで、平年の12月初旬並みの暖かさが続きました。

その暖かさも12月28日以降は落ち着き、日平均気温も平年並みの冬らしい日が続くようになりました。

葉身分析のフルクタンの全国平均値も、12月上旬は過去最低のレベルだったのが12月の第3週に急上昇、他の測定値も冬らしい値に。

12月28日に遡って、目標値を『冬』に切り替えます。 遅めの切り替えです。

次の『早春』への切り替えは、例年では3月中旬。 

それまではほとんど手のかからないベントグラスですが、この時期にもいくつか注意点があります。
 
特に今年のように不順な冬の始まりでは、今後の推移も気になります。

グリーン数面分の刈草を合わせてでも、定期的に葉身分析してベントの体内状態を確認しながら、「ベントグリーンを夏越しさせる9つのステップ」の『STEP9 冬』もご参考頂き、円滑な春の生育再開に備えることを、お奨めします。