グリーン色々、断面も色々。

土壌断面の写真

ドライジェクト施工に興味のあるキーパーにお届けする土壌断面集

ドライジェクト施工で何が変わるの?

ドライジェクト施工

 ドライジェクトとは、高圧水流で砂や土壌改良材を土壌中に灌注する新しいタイプのエアレーション工法です。グリーン面を荒らさず、効果が長期間続くエアレーションとして、米国を始め世界トップクラスのゴルフコースで施工されています。より高いプレーアビリティを求めたグリーン管理にお勧めのエアレーションです。

 と弊社ホームページで紹介していますが、実際どのような施工なのか?をお好きな人にはたまらない断面写真で紹介していきたいと思います。

中間層のさまざまな問題により上層と下層をサンドパイプで繋げた事例

  • 断面1

  • 断面2

施工後のキーパーの感想として、「10月に開催されるプロトーナメントに向けて6月にドライジェクトを3面施工。
トーナメント中は降雨で他のグリーンで水が浮いたが、ドライジェクト施工グリーンは水浮きがなかった。」との報告があります。

保水性を向上させるために土壌改良材を充填した事例

  • 断面3

  • 断面4

施工後のキーパーの感想として、「形成層が原因で乾燥しやすいグリーンだったが、ドライジェクト施工(固形浸透剤も同時灌注)により乾燥害が出にくくなった。」との報告があります。

保水性を向上させるために極細粒の砂を充填した事例

断面5

ドライジェクトは充填する砂も選べます。
目的に応じて砂の粒径もご相談ください。

150mm以上の充填が希望ならドライジェクトマキシマスはいかがでしょうか。

  • 断面6

  • 断面7

  • 断面8

マキシマスはすでに床土中層に問題を抱えている芝地に対しての改善を目的に行う作業です。

更新作業にドライジェクトを試してみませんか?

ドライジェクト横から

 実際に施工を経験したキーパーさんのお話では、「施工した年は藻の発生が少ない」「コンパクションが上がった」などの効果があったようです。(個人の感想です)
 ただし、「一時的とは言え、面が荒れる。かじる。待ち時間(調整時間)がイヤ。」などの良い面だけでは無い部分もありますので、施工をご検討される際には、ご相談ください。

 とはいえ、施工数は年々増加しています。トーナメントへ向けての準備作業やワンランク上のグリーンコンディションを目指すゴルフコースへの更新作業の選択肢としてドライジェクト&マキシマスは如何でしょうか。