エアーインジェクション(エアージェクト)

エアーインジェクション(高圧空気灌注作業)とは?
エアーインジェクション(高圧空気灌注作業)とは、高圧のエアー(空気)を土壌中に打込み、植物の根に酸素を供給する作業です。高圧のエアーが土壌中に広がることによって土壌固結を緩和し、透水性・通気性を改善します。
エアージェクト
トラクターマウント式灌注機械『エアージェクト』を使用し、樹木周りやフェアウェイ等の広いエリアの施工を行います。プローブ(針)の先から高圧エアーを噴射して固結土壌を破砕します。
オーストラリアの果樹農家向けに開発された『エアージェクト』は独自のプローブ駆動方法により高速作業を可能にしました。芝生地だけでなく、コース内の重要な樹木の維持管理にもお勧めの作業です。
※ゴルフ場グリーン向けには小型灌注機械『エアー2G2』もございます。
特徴

・エアーを打ち込んだ場所の上方向及び横方向に亀裂が入ることで孔隙が広がり、効率よく下層の土壌固結を緩和し、透水性、通気性を改善します。
・高速作業が可能なので大面積の施工に最適です。
・施工深度は250mm~750㎜なので深層部の問題土壌にも対応可能です。
コース内の樹木管理に
固結土壌を破砕して土中に酸素を供給することで根が生育しやすい環境をつくります。掘削作業を行わないので美観を維持しながら短時間で樹木周りの土壌改良が可能です。
重要木やシンボルツリー周辺はもちろんのこと、カート道路沿い、クラブハウス周辺など踏圧のかかりやすい場所にもお勧めです。

仕様について
プローブ本数:1本
プローブ径: φ17mm、φ22mm、φ25mm
施工深度: 250mm~700mm
作業速度: 700~1200㎡/時間
※土壌条件や施工間隔によって施工時間や効果に差があります。
E-mail:support-tg★toyo-green.com
※送信の際は、★を@に変更してお送りください。